2009年02月27日

本屋が配本された本を店頭に出さない、らしい

商品と営業の共犯関係@NBonline

出版社に問い合わせた。

 「データではあることになっているが、実際、本屋に行って目で確認はしているのですか」

 答えは、毎月出版するたくさんの本の数と、本屋の膨大な数を、1つひとつチェックはできない、ということだった。それは確かにそうだろう。

 「では、ない、という現実をどう認識されるのですか」

 事情を聞くと、大型書店にもパートや派遣が増え、実際の本を効率的に有効に采配できるプロが少なくなったということらしい。結果、在庫はあっても店頭に出ないケースも残念ながらままある、ということだった。


書店の棚は有限だから売れ筋の本しかとらない本屋が多いのは仕方ないなあ、とは思っていたが、大型書店で配本された本が並ばないことすらあるとは。

最近はAmazonばかり使ってるけど、たまに「とらのあな」とか「新宿書店」に行くと衝動買いしちゃうことも多いし、リアルの書店は今なお魅力的な空間だと思う。

ただ、このへんの専門書店は商品に詳しい人が働いていることもあっての魅力なのかも。だって売ってる本は結局マスプロダクションの「どこで買っても同じ」本なんだし。

不勉強なんだけど、たとえばファッション系専門書店、みたいなのもあるのだろうか?あるいは自動車系専門書店とか。ビジネス系については新橋とか丸の内の本屋が実質そうなってるけど、もっと前面に押し出してもいいと思う。SFは? 金属加工は? 繊維産業は? 自転車は? そういう専門書店というスタイルはリアル店舗としてどれくらいニッチ化が可能なんだろうか。リアルじゃなくてネットだとしたらどういう差別化が必要なんだろうか。Amazonの書誌情報だけじゃ「見た目がちょっと違うだけで中身同じ」なサイトになっちゃうよね>ネットでの差別化

うーん。。。
posted by へろ at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2009年02月25日

Kindle2、手持ちデータの転送に課金で不評

米CNETでAmazon Kindle 2のレビューが出てますが、手持ち文書の転送に、1文書10セント課金されるというのが不評のようです。

This is a pain, particularly because you also get charged 10 cents for every document, PDF file, or image you send to the device. (これは苦痛だ。PDFやイメージファイルをデバイスに送るたびに1ドキュメント10セント課金されるのだ)


内蔵ストレージが2GBしかない点も不評です。

配信コンテンツが高いと言われてますが(NYTが月額$13.99)、それでも新聞の月額購読料を考えると言うほど高くはないと思います(確かにネットなら記事も無料で読めるので、無料と比べると高いわけですが)。

さて、アマゾンはKindle 2をiPod+iTunesのようにデジタルデータ統合配信サービスとして売り込めるんでしょうか。端末が高いのはまあともかく、今のところ顧客をロックインできそうな気はしません。アマゾンがそんなに間抜けなわけはないと思うのですが、、、


Kindle2 薄い!欲しすぎる!

2009年02月17日

裁断機の替え刃を注文した

というわけでホチキス針で刃こぼれさせてしまった裁断機ですが、スキャン時の紙送りにも影響が出ていたので、替え刃を注文しました。

ショップさんが在庫してくれていたので、代引きなので配達を今週末で指定。問い合わせへの反応も速くて素敵。

刃こぼれさせちゃった今の刃は、研ぎに出そうかなという気もするけど、ざっと調べても研ぎ直すより買い直した方が安いというのが難点。うむー。
posted by へろ at 12:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裁断機について

2009年02月14日

ScanSnap: コミックの電子化

というわけで、ScanSnap S510の日記がずいぶん止まってましたが、ぼちぼちと取り込んでます。

微妙に困っているのがコミック。ScanSnap S510はモノクロ2値かフルカラーかしか選べないため、コミックはスクリーントーンまわりの取り込みに難があるのです。(最新のScanSnap S1500はグレースケールもいけるという話。これは大きな改善ですね)

で、ソースネクストの「いきなりPDF from スキャナ2」は、グレースケール取り込みも対応とあったので、期待して買ってみた。結論から言うとダメだった。スキャナの取り込みドライバをグレースケールに設定して読むという仕組みになってるため、グレースケールで取り込んでくれないS510ではグレー取り込みモードが機能しないのです(一見動いているようだけど、フルカラーで取り込んでました。。。)。

というわけで、やはり画像として取り込んでグレースケール化してPDF化する、という手順しかないようです。

1:画像ファイルとして取り込むための設定をする

ScanSnap Managerのスキャンボタンの設定画面で画像取り込みの新しいモードを作っておく。
・アプリ選択では「アプリケーションを起動しません」を選択
・保存先はどこか適当なフォルダを。
・読み取りモードは「スーパーファイン」「カラー」「両面読み取り」「継続読み取りを有効」「オプション→白紙ページの自動削除はオフ」
・ファイル形式はJPEG
・原稿サイズは自動検出
・ファイルサイズは「標準」で問題ないと思う

2:スキャンを実行

ばらしたコミックを取り込む。画像ファイルが設定したフォルダに作成される。標準のままだと取り込みタイムスタンプがファイル名になっているはず。ファイル名の設定で連番(先頭文字列を空に)にしておくといいでしょう。

3:画像ファイルをグレースケール化する

画像の一括変換ツールなどを使ってグレースケール化します。私はBTJ32を使っていますが、ファイル名を変えずにコンバートできるツールなら何でもいいです。
画像をグレースケール変換するツールは、解像度情報を保持してくれるものを使う必要があります。BatchGOO!とか。

4:画像ファイルをPDFにする

フォルダを作成して対象となるグレースケール画像だけをまとめます。そのフォルダに対して右クリックし、「サポートしているファイルをAcrobatで結合」を選ぶと、PDF化が開始されます。

以上。

既存ユーザー向けに、ソフトウェアをバージョンアップしてグレースケール取り込みできるようにしてくれたら嬉しいのだがなあ。

※フルカラーでもいいじゃないかって?いや、古いコミックは紙が黄色くなってるから切ないのよ。。。
posted by へろ at 14:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキャン設定について

2009年02月10日

Kindle2 薄い!欲しすぎる!

Amazonの電子ブックリーダー「Kindle」の新バージョンがすごい。

http://www.amazon.com/gp/product/B00154JDAI

とにかく薄いのだ。これなら欲しい。

電子化している本を読むのに、タブレットPCでも買おうかどうしようかとか考えてたけど、どうにも「手元に置いて日常使いにする」イメージが沸かなかったんですよ。

でも、キンドル2の薄さなら使ってるイメージを容易に想像できる。小説とかコミックとかにぴったりっぽいし、電車でもOK!

これ、日本でも売ってくれないかなぁ。。。

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