2009年03月13日

英国新聞社大手のGuardian、オンラインコンテンツを共有するプラットフォームを開設@CNET

ちょっと前に新聞社がこれから模索すべき方向性として「もはや紙でもニュースでもないかもしれない。検索エンジンとかウェブ掲示板を作るような仕事かもしれない」と書いたら、イギリスでほんとにそういう方向性の新サービスが模索され始めたというニュースが。

英国新聞社大手のGuardian、オンラインコンテンツを共有するプラットフォームを開設@CNET
英国の新聞Guardianは現地時間3月10日、同社の広告を扱うことを条件に、サードパーティーが自社コンテンツとデータに無料でアクセスできるオープンプラットフォームを開設したことを発表した。
このプラットフォームにより、Guardianは自社コンテンツを無料で提供し、サードパーティーの開発者がこれを利用したアプリケーションやサービスを容易に設計するよう支援する。コンテンツには、記事、動画、写真ギャラリーなども含まれる。


なるほど。蓄積した一次資料などを、広告掲載を対価として無償提供するプラットフォームか。ウェブ系のサービスとしては強みを生かせる方向性で、筋はいいと思う。

クオリティージャーナリズムの支えになって欲しい。

このガーディアンのサービスが有望なのは、イギリスが英語の国だってことだよなあ。広く注目され、いろいろ使ってもらえそうだ。あとはプラットフォームの運営コストをどれだけ小さく抑えられるかで得られる粗利が変わってくるけど、最近はAmazon EC2とかGoogle App Engineとかもあるから何とかなるのかな?
posted by へろ at 18:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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